細野不二彦も推薦、青年2人が価値ある絵を作り出す「いつか死ぬなら絵を売ってから」

「いつか死ぬなら絵を売ってから」1巻(帯付き)

ぱらり「いつか死ぬなら絵を売ってから」1巻が、本日6月15日に発売された。単行本の帯には「ギャラリーフェイク」の細野不二彦から推薦コメントが寄せられている。

物語の主人公はネットカフェ暮らしの清掃員・一希。彼の唯一の趣味は絵を描くことだった。そんなある日、一希の前に現れた美術を愛する青年・透は、一希に「絵を買わせてほしい」と頼んできた。その日暮らしで精一杯だった一希と、お金持ちで何不自由ない生活を送る透。正反対の2人はやがて手を組み“価値のある絵”を作り上げていくことになるが……。絵を描く青年と絵を売る青年を軸に、アートとお金の関係を描く物語だ。

細野は「現代アートの世界は魑魅魍魎はびこる伏魔殿。おそろしくて私には描けそうにない!」とコメント。なお単行本にはSNSで注目を集めた読み切り「あざにおしろい」も収録されている。そのほか紀伊国屋書店、一部書店では単行本の購入者に描き下ろしの特典が用意された。

細野不二彦コメント

現代アートの世界は魑魅魍魎はびこる伏魔殿。
おそろしくて私には描けそうにない!